#9 Cotton In-Conversion

Posted on : April.22.2026

オーガニックの「種」を育む
コットン・イン・コンバージョン

ファッションを楽しむことと、地球環境に向き合うことの両立。デザイン性や、仕立ての良さ、着心地、わくわくするようなものづくりを追求する一方で、私たちが常に心に留めてきたのは、環境への配慮です。農薬に頼らず自然の摂理に従って育てられた「オーガニックコットン」を選択するなど、サスティナブルな素材に対して知見を深めることも、ずっとつづけている大切なプロセス。そんな中、「コットン・イン・コンバージョン」という素材との、新しい出会いがありました。そして、2026年春夏の新作「インコンバージョンレース」シリーズへと繋がっていったのです。

サスティナブルなコットンを使用した毛羽の少ない原料を、ハイゲージで編み立てたスムース素材のTシャツとスリーブレストップ。それぞれのデザインに合わせて幅や柄の方向を調整したレースを施しました。シンプルで心地よく、華やかに。暑い季節にトップスのバリエーションとして、ワードローブに加えていただきたいアイテムです。

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「コットン・イン・コンバージョン」は移行期間綿と呼ばれていて、従来の農法から有機農法へ切り替える「移行期」に収穫されたコットンのこと。認証が得られるまでの2〜3年の間も、化学肥料や農薬を使わずに綿花は育てられますが、出来上がったものはまだ「オーガニックコットン」と名乗ることができません。さらに「移行期」には収穫量も減りやすく農家には経済的負担がかかるため、これを流通させることで、安心してオーガニックへ転換できるよう支援する仕組みが世界的に広がっています。「インコンバージョンレース」シリーズでは、数ある転換期コットンの中でも、インドの農家と深く結びつく「ORGANIC FIELD®」の生地を選びました。「ORGANIC FIELD」で収穫されたコットンは、種の選定から綿花の栽培、糸の生産までをオーガニックのプロセスで管理することで、トレーサビリティを担保しています。


毎年4月22日は、地球の未来に想いを馳せる「アースデイ」。「インコンバージョンレース」シリーズは、この日に合わせて発売いたします。一年の中でも特に意識をして、地球環境に感謝し、一歩を踏み出すきっかけにしたい日。このひとつの選択が、未来の希望につながると信じています。

「ORGANIC FIELD®」
オーガニックフィールドは、インドの農家のオーガニック農法への転換を支援し、環境負荷の低減と労働環境の改善を目指す取り組みです。「コットン・イン・コンバージョン」と呼ばれる移行期間のコットンを買い取ることで、農家のオーガニックへの参入を促し、その普及を目指しています。※「ORGANIC FIELD®」は、スタイレム瀧定大阪株式会社の商標登録です。

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