上質な素材と作りの良さ、機能性を兼ね備えた3つのスタンダードアイテム


滑らかな⼿触りが上質さを実感、着る⼈に寄り添うピーコート


〈ebure〉が毎年定期的に⾏うコート受注会で特に⼈気なのが、両⾯ビーバー加⼯を施したコートです。
ビーバー加⼯とは、主にウールなどの⽑⽷を織った後に、艶のある⽑並みにする加⼯を施すこと。
それらを「ビーバー素材」と呼び、 滑らかで柔らかく上質な⼿触りが特徴です。

繊維や⽷が細いほど繊細で緻密な⼿作業が必要となり、⼿をかけることでしなやかさが出るのも特徴です。
素材を⼤切にする〈ebure〉のものづくりの基本は、⼀緒に取り組む職⼈へのリスペクト。こんな素材がほしい、作りたいとなったときには、
直接⼯場や機屋に出向き、作り⼿と密にコミュニケーションを取ることで信頼関係を築き、丁寧に関係性を構築することで、理想の素材作りを実現しています。

2023年の秋冬に出たハーフ丈のピーコートは、衿が返っても美しい⽑並みが現れるように。
また、空気を含ませて膨らむような⾵合いを出すために表⾯と裏⾯の両⾯を繊細なビーバー起⽑加⼯を施しました。
しなやかさや上質な艶感を活かしながら、コンサバになりすぎず、カジュアルにも着こなせるスタイルに仕上げました。
スタンダードなデザインに徹し、着丈はロングスカートやパンツにも似合うように。
肩からの続き袖は、肩幅に関係なく、着る⼈の肩に合わせて⾃然に流れるように美しくドロップしていくのもポイントです。
また、〈ebure〉のコートの特徴の⼀つである、⼤きめのアーム。厚めのニットを着ると⼿が通しにくい、袖周りが野暮ったく⾒えてしまうといった悩みも解消できます。
⼤きめの襟や袖⼝のタブなどのディテールもポイントで、ポケット上にあるスリットから⼿を出すとマントを着ているようにも⾒える、
そんなちょっとした遊び⼼も毎⽇着るものだからこそ、⼤切にしています。
（＊ウールビーバー素材のコートは毎秋冬シーズン展開予定ですがデザインは異なることがあります）